SSブログ

日本の底力-6 :量産車に炭素繊維 [日本]

.

炭素繊維は軽量(鉄の1/4)、高強度(鉄の10倍)などの機械的や、耐熱性など化学的な特性が優れており航空宇宙から、釣り竿やゴルフシャフト、高級傘の骨などに使用されている。2009年の出荷量は約13000㌧をピークに2010年は約10000㌧へ急落した。

三菱重工のビジネスジェットの機体にも採用される。この炭素繊維生産は日本の独占であり、量産車のどの部品に使われるのか不明だが、製造技術とコスト低減ができれば、飛躍的な量産が可能になり、また量産車の競争力が高まると期待される。

.

ぼくあずさのComment

1.思いの外、現在の生産量が少ない

2.製品の製造コスト構成が分からない

3.三菱のビジネスジェットもコストダウン要求から、従来素材の使用も

     あるとの情報もある

4.本当に量産車に採用可能なのか


nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 3

コメント 1

村尾鐵男

大変悩ましい課題です。
社名を出すのは控えますが、日本の代表的な重化学企業数社による完全な寡占状態にあるのが炭素複合材の製造実態です。
製造が難しいからか、値崩れを防ぐためか、それさへも判らぬほどに製造量が限られており、価格は高止まりのままです。
日本が世界に誇る技術ですが、炭素複合材だけは製品を買って分解しても、さすがの韓国・中国企業も模倣品や偽造品を製造することができないようです。
ともあれ、もう少し安価にならないと折角の技術が世界に普及しません。
by 村尾鐵男 (2011-01-17 09:06) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。