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師走-1: くすりと体温測定 [フリューレン村だより]

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朝風呂を浴びてさっぱり、車のボンネットが黒い粒々で覆われている。ここ数日新聞やテレビで報じられている火山礫だと直ぐ気付いた。富士山の斜面から竜巻の様に巻き上げられ風に乗ってやって来たもの。平塚から昨日は逗子葉山に降ったと云う。

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新年を迎える諸々の準備が出来ないまま、無為に過ごした1317日までを書き綴る。

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13日: 前日の中学写真部仲良し三人組での横浜港散策が無事終わり、さほど歩いていないのにやけに疲れを感じていたが、とうとうブログの更新を休止した。茶菓子でお茶を飲み、ひたすら睡眠をとった。いつもならこれで快方に向かうのだが、今回は様子が違う。夕刻、私には革命的なことだが、体温を計った処、38.4℃であった。床から立ち上がることが出来ず。

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14日:零時を過ぎ、身体が燃える様に熱い、これも一大決心をしてバッフアリン一錠を飲む。数分も経たずに薬効が顕れる。熱が下がるのが知れる。脳細胞がぎりぎりの処で破壊から免れたことを知る。意識がある。薬嫌いの私にも、薬は定められた働きを忠実に実行している。

PCを枕元に置き、ブログの更新を再開。思う様に行かないのは体温が何故か上下していることに無関係ではない。

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15日:ひたすら睡眠と水分を摂る。PCを開いていない時も、ブログ記事が脳裏に浮かぶ。まるで、全科目の教科書の試験範囲をそっくり暗記できた小学5,6年生のころの様だ。夕刻、体温を計らずとも、今までの未体験ゾーンまで体温が上昇したこと自覚し。二錠目を飲む。その解熱効果は緩慢であるが確実に脳の危険域以下に下がりつつあり、一安心。

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16日:知人(女医)による電話情報では、感染症と毒虫に噛まれた可能性があるそうだ。咳は出ない、腹痛もないから。山蛭の被害を避け、丹沢・水無川(みなせ)林道Wanderung は止めたのに。1127日の鎌倉・紅葉谷と129日の大磯・高麗山が考えられるが。いずれも低山だし、藪こぎはほんの僅かの場所であったが。

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17日:もう寝るのも飽きた、そこで考えついたのが自己免疫力の回復。実行は明朝18日として、朝風呂に入り、全身を洗い清潔にする。次に玄関内四方の壁に貼ってある社寺4つ、坂東三十三観音札所の日輪寺と野州大谷寺、足利・日本三大佛大岩山毘沙門天と青梅・大嶽山大口真神に健康回復の祈念。

その他に、仏壇にある両親の位牌と玄関正面の観世音菩薩像に両手を合わせる。

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おわりに

体温測定と薬服用の二つを、止むにやまれずと云いながらも実行したことは大きな収穫。バッフアリンの解熱効果の即効性に驚かされた。同時に、これからも,安易に薬に頼ることはすべきでないことを確信した。

今回の発病はいつもと違うと気付いていたが、11月12日の鋸山Wanderung 時、マダニに噛まれたとすれば、完全に症状が一致するこが判明した。後10日ほど気分がすぐれない日が続き完治するそうだ。山歩きも色々な危険があることを、肝に銘じる出来事であった。なお、百名山完登者の学友下山さんに経験の有無を尋ねてみる。


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村尾鐵男

身体が高熱状態になって最も危険なのは脳です。脳は体温が高くなると、応答が遅れたり、機能が鈍くなり、一部の機能が失われたりします。
私は毛髪が殆ど無いので、脳の冷却性能に心配はありません。
でも、ぼくあずさ氏は年齢不相応に毛髪がフサフサしていますので、脳の冷却が心配です。
高熱を発しているときは、頭部を冷やすように心掛けて下さい。
by 村尾鐵男 (2010-12-18 20:49) 

ぼくあずさ

村尾さん アドバイス、ありがとうございました。
実は葉山アルプスの、今では入山禁止の中尾根と、奥多摩の大嶽山頂から氷川駅への下山中に、人が谷へ転落と道を横切った着物を着た女性が大きな岩のなかに消えた幻覚を見たことがあります。いずれも夏の暑い日の出来事で、登山道に倒れ込み、水筒水でタオルを浸し、後頭部を冷やし、生還したことがあります。ブログ「フリューレン村だより」のカテゴリー「恐怖体験」に詳述してあります。
by ぼくあずさ (2010-12-18 21:11) 

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