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広東語を守れ [中国語あれこれ]

 19724月、香港から列車で広州入り、中国生まれ育ちの中国残留日本人の商社マンがアテンドしていたので、心配はしていなかったが、列車を下り小さな橋を渡り、解放軍の緑紺色の制服を着た兵士が立並ぶ税関で暫し手続き。初めての竹のカーテン内にいる自分、何とも不安な気分であった

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北京への飛行機の予約確認ができない。暫し、事の成り行きを待つのみ。私(日本語)⇔商社マン(日本語・標準語)⇔現地人通訳(標準語・広東語)⇔電話⇔北京・機械輸出入公司(標準語)

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北京での技術交流は、私(日本語)⇔商社マン(日本語・標準語)⇔大学教授・技術者達(標準語)

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さて、「人民政治協商会議」の委員が、今年11月開催のアジア大会での広州テレビの使用言語を普通語に変更するよう市長に提案。これで、「広東語を守れ」のデモが起きた。喋り言葉は文化・生活の重要な位置を占めていること故、御上の命令で決められるものではない。なお、地方からの出稼ぎ労働者は広東語は理解できないことは悩ましい。音声を広東語と標準語の2言語放映は不可能なのか。

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中国:「広東語を守れ」広州でデモ続発 普通語提案に動揺

http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100808k0000m030055000c.html


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村尾鐵男

「広東語を守れ」、これから先の動きに興味津々です。川を渡ったら言葉が通じない中国で、普通語、即ち北京語の強制ができるのか、不可能に近いでしょう。
あの広い中国を一つの発音体系に統一するのは、英国からトルコまでを一つの言語で統一するのと同じです。
毛沢東も鄧小平も北京語を流暢には話せなかった国です。果たしてどうなるか。これこそ最高の見世物です。
by 村尾鐵男 (2010-08-08 19:20) 

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