唐時代の中国に擂鉢茶碗のようなものがありました [明治維新胎動の地、萩]
By N.Hor 2010-05-01
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熱海のMOA美術館で、アメリカ・シアトル美術館所蔵品の特別展示会が開かれており(05-09まで)、その中に、偶然、唐時代の「乳鉢、茶臼」が展示されていましたが、それが先に紹介した「擂鉢茶碗」 とそっくりでした。主目的は粉茶を作ることらしいですが、当時、お湯を注いで、茶を喫することも流行したようです。.
私が小型の擂鉢で試み、その後、萩焼で格好の良い「擂鉢茶碗」を作ってもらい、少量の茶葉を擂って、お湯を注ぎ、上澄みを味わった後、かき混ぜてお茶の有効成分を全部飲んでしまい、ひとりでお茶を飲むのに重宝していますが、同じようなことを1000年以上前に考えたヒトがいたのに驚きました。
その後、擂鉢茶碗の同好者を少し増やしましたら、急須で入れるよりも美味しいとか、香りが良い、とかの意見もあり、喜んでいます。.
大屋窯の萩焼(1) [明治維新胎動の地、萩]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2010-03-10-2
N.Horiさん ちょっとガッカリの発見でしたね。私の考案が1,800年代の英国にあったことが判明しました。Siemens は 「ぼくあずさのDampferdraht」と呼んでいます。貴兄の考案した茶碗は工夫すれば特許になるかと思いますが、少なくも「N.Horiの茶碗」と呼称したら如何でしょうか。
by ぼくあずさ (2010-05-01 17:08)
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
by STEALTH (2010-05-01 19:23)
熱海の山の斜面に建つポーラ美術館へは数年前に一度だけ訪ねたことがあります。
横浜から行っても少々遠いのが難ですが、交通費を掛けてもそれなりに価値のある展示品がそろっているようです。
N. Horiさん御報告の摺り茶碗が唐の時代に既に在ったとは意外でもあり、さもありなんとも思えます。
室谷克美著「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書720円)を目下読んでいますが、この種と書物としては極めて難解で、2週間して未だ半分も読めていません。
この書によると、有史前から倭人が朝鮮半島へ進出しており、新羅の王家も倭人の系統であると豊富な古文書で立証しております。ここで私が注目したのは、倭人は政治制度よりも「物」を当時の中国から持ち帰っていたとの指摘です。何時の時代の何処の誰か知りませんが、N. Horiさん愛用の摺り茶碗も唐から持ち帰られたと想像されます。
前出の新潮新書、御一読を勧めます。日本の文明が朝鮮半島から伝わったとの常識を完全に覆す説で、著者は時事通信記者時代にソウル支局勤めを体験し、その際に集めた資料を丹念に解いております。
by 村尾鐵男 (2010-05-02 07:44)
村尾鐡男さん、高山武久さん 朝鮮日報だったか忘れましたが、「日本は古代に製鉄技術を朝鮮より教わったお返しに浦項製鉄に協力」との趣旨の記事を目にしました。村尾さんから紹介のあった本をnet で調べましたら、次のhp がありました。鍛冶のことですから、高山さんのComment が欲しいものです。
にゃんこ先生の学習帳
http://d.hatena.ne.jp/nyankosensee/20100418/1271942552
by ぼくあずさ (2010-05-02 08:38)