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ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」見学 [日本]

                           by ぼくあずさ

hyuga 9 20090906.JPG
9月6日秋晴れ、象の鼻公園から望む大桟橋埠頭、「ひゅうが
181」の高さ48㍍のアイランド(Island:司令塔)上部が見える。浪打際沿いを歩くと直ぐに大桟橋埠頭ビル前に至る。 

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hyuga 7 20090906.JPGベイブリッジを背景に埠頭の南側に停泊している艦を前方に見ながら長い列の最後尾に並ぶ。今日ばかりは軍事スパイもカメラ持参で多数紛れ込んでいるのだろうと、ふと思う。世は平和ぼけしているのではないか。 

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hyuga 5 20090906.JPG艦内はヘリの搭載はなく、大きな空間、強いて言えば札所めぐりの折に訪ねた大谷石採石場跡が思い浮かぶ。後方リフトで広い甲板へ、前後に展示されている大型ヘリ2機を見学者が取り囲む。白い制服の隊員がにこやかに対応している。

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hyuga 8 20090906.JPG水上艦の魚雷は小型で、蒸気タービン駆動だそうだ。何故蒸気なのか? 今春竣工したヘリ搭載護衛艦、何処を見てもピカピカ、三笠艦と違い戦績はなし。 

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基準排水量  13500

全長        197

全巾          33

喫水         7

機関  ガスタービン4基 10PS

速力         30kt (55km/h)

搭載哨戒ヘリ     11

乗員            360 

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象の鼻公園から大桟橋埠頭へhttp://flueren.blog.ocn.ne.jp/dorf_flueren/2009/09/post_7fa1.html 

坂東三十三観音札所めぐり(11-3):宇都宮・大谷観音

http://dorfflueren.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/--9582.html

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コメント 5

村尾鐵男

護衛艦〈ひゅうが〉、空母に非ずして護衛艦ですが、中国海軍筋は「日本は次に4万トン級の空母を建造する。日本はやると言ったことは必ずやる」と神経を尖らせているそうです。一般公開はもとより、それ以前から情報活動に精を出していたのでしょう。この日も、〈ぼくあずさ〉氏の近くにデジカメを持ったスパイがいたことでしょう。

黄色の魚雷、米海軍が使うMk50型の日本版97式のようですが、黄色、或いはオレンジ色に塗った魚雷は等寸大の模型、或いは訓練用魚雷です。訓練で発射した後、敵性国の艦艇に拾われるのを防ぐためと、再度訓練用の使うため、航走を終えた後は海面に浮き、回収を容易にし易い色に塗ってあります。黄色に塗った魚雷は価値がなく、本物のスパイなら盗み出す手間を省きます。推進力は蒸気と言えば蒸気ですが、液体リチウムと六フッ化硫黄を燃焼させた蒸気で、循環して幾度も燃焼サイクルを繰り返します。魚雷は海中深く進むので、水圧で排気ができず、このような方法を採ります。

艦上のヘリコプターはシコルスキーSH-60型を三菱重工が国産化したSH-60J型のように見えます。一機が50億円と伝えられます。
でも、艦首から艦尾まで障害物のない全通甲板はハリアーのような垂直、或いは短距離離着陸機なら運用できます。〈ぼくあずさ〉氏の背後に翻る旭日旗が頼もしく輝きます。

昔、ソ連のヘリコプター工場を訪れて帰国した後、防衛庁から「招待」され、根掘り葉掘りと質問を受けました。海上自衛隊はよくぞ「ひゅうが」を公開しました。見学者は善意の〈ぼくあずさ〉氏ばかりではないはずで、これも平和日本を誇示する一つの象徴でしょうか。
by 村尾鐵男 (2009-09-10 08:02) 

ぼくあずさ

村尾鐵男さん
魚雷の駆動蒸気の疑問が解消しました。謝々!
垂直発射装置は船尾にあるとパンフレットに書いてありました。
最近の中央日報には米韓のみが動力飛翔方式を採用しており、しかも韓国製は世界一の高性能だと記載されていましたが、これも韓流の表現でしょうか!?  記事の続きにパンフレットの2頁を掲載しました。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=116999&servcode=200&sectcode=200

by ぼくあずさ (2009-09-10 09:49) 

村尾鐵男

韓国海軍の〈紅鮫〉(ホンサンオ)に関する朝鮮日報の記事を幾度も読みましたが、今一つ理解できません。韓国一流の誇張のためでしょうか。サブロックは海上自衛隊もアメリカ製を持っていますが、対潜水艦兵器としては爆雷と似たようなもので、最近の潜水艦を攻撃するには費用対効果の面で得策とは考えられておりません。
ヘリコプターに多量の爆雷を搭載し、ヘリコプターから海中へ降ろしたソナーで潜水艦の位置を探知し、その近くへ爆雷を投下するのが通常の攻撃方法であり、最大の効果が期待されます。
ハワイ沖で日米韓豪の海軍が協同演習を定期的に実施していますが、日本の潜水艦は、通常型であるにも拘わらず、逃げ切りに成功し、叉、日本の護衛艦は米海軍の原子力潜水艦を幾度も捕捉しています。韓国海軍の成績が良くないのと、韓国が他の同盟国に誇る武器がないので、一念発起して開発したと思われますが、先日の衛星打ち上げと同じで、何を目的にしているのか、用兵思想が欠如しているか、煮詰めが不足しているように察せられます。特に、この新兵器の仮想敵国とその攻撃相手となる潜水艦はどのような型のものを考えているのか、その辺りが曖昧です。
隣の民主主義国家に対して辛口に過ぎており、韓流贔屓の方々には申し訳ありません。
by 村尾鐵男 (2009-09-10 13:43) 

ぼくあずさ

村尾鐵男さん
敵潜水艦を発見することが重要なことが分かりました。確かにミサイル魚雷の使い勝手は良いとは言えませんね。

実家の番頭さんは北支から門司に戻り、上陸することなく軽巡洋艦「夕張」で南方に送られました。昭和19年4月のことです。航海中は敵潜水艦に狙われ、白い航跡を引きながら迫り来る魚雷を蛇行して避け、爆雷を投下しながらも、ソンソル島に到着したが、兵員を上陸させた直後に雷撃で沈没したそうです。合掌! 甲板には沈没に備えて、浮き代わりの孟宗竹が積まれていたそうです。

by ぼくあずさ (2009-09-10 14:43) 

村尾鐵男

ヘリコプター搭載護衛艦〔ひゅうが〕は10万馬力と〈ぼくあずさ〉氏が記されています。10万馬力とはどれほどのものでしょうか。
帝国海軍の駆逐艦が10万馬力でした。2000㌧ほどの駆逐艦と同じ馬力で14000㌧の〔ひゅうが〕を駆動できるのは、速度や加速度の違いがあるものの、船体設計の進歩が欠かせません。半世紀の間に、船の造波抵抗を減らす技術は長足の進歩を遂げました。
B747の離陸時の出力が馬力換算で凡そ10万馬力です。10万馬力の力をもつものがもう一つあります。鉄腕アトムです。
by 村尾鐵男 (2009-09-11 15:35) 

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