クリントン元米大統領の北朝鮮とんぼ返り [稲門機械屋倶楽部]
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昨8月4日、日本時刻の昼頃、クリントン元米大統領が北朝鮮を突如訪れ、拘留されていた米国籍女性記者二名を連れて翌日早朝帰国の途に就きました。〈ぼくあずさ〉氏が展開する北朝鮮論に割り込むほどの知識も能力もありませんが、〔クリントン専用機〕から見えたことが幾つかありますので、記させていただきます。.
専用機はB737か
平壌空港へ着陸し、クリントン元米大統領が降りて来る場面がTVで放映されましたが、あの専用機はB737のようです。全景が映らないので確信が持てませんが、機首の形状、垂直尾翼の形、タラップの高さ等々からB737と察しました。如何に私的な訪問とは言え、元大統領の専用機としては小さ過ぎます。B737ではアメリカから北朝鮮までの直行飛行は不可能であり、民間機をチャーターしたとの情報から考えても、アメリカと北朝鮮を直行できる特殊なB737を民間航空会社が常備しているはずもありません。帰路、三沢で給油したとのことで、往路でも日本の基地へ寄って給油しているのでしょう。平壌で給油はしないでしょうから、日本と北朝鮮間で必要な往復分の燃料を日本の何処かで給油したでしょう。日本の報道陣はこれを見落としました。叉、韓国、中国、ロシアから邪魔をされないために、在日米軍機が日本海の北辺まで護衛したと推察されますが、その動きを日本の報道陣は気付くことがありませんでした。.
無標識機
専用機の胴体側面に例のAir Force Oneを示す “United States of America”がなく、その他の場所にもアメリカ国籍を示す標識が見当たりませんでした。飛行機の全景が映し出されたわけではないので、確言はできませんが、あの専用機には米国国旗が描かれていなかったようです。.
国旗掲揚せず
元首とか国賓級の者の訪問時は、着陸した専用機の操縦室の外側左右に自国と相手国の小さな国旗を掲揚しますが、それがありませんでした。ある意味で、北朝鮮への軽視、或いは北朝鮮を侮辱することにもなるのですが、出迎えた北朝鮮要人は笑顔でした。.
以上、あくまでもクリントン個人の私的訪問であって、米国元大統領の訪問ではないとの意思表示でしょう。.
それにしても、クリントン元大統領はタラップを降りるときも表情は硬く、花束を差し出す少女に笑顔を見せなかったのは何故か。誰がクリントン元大統領をして朝鮮へ行かせたのか。想像を逞しくするのも一興です。
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「あなた、国務長官たる私を助けてよ」
「ああ、何でも助けるよ」
「あなたは大統領在任中に、上院議員であり妻でもある私をとんでもない破廉恥な行為で侮辱しましたよ。忘れてはいないでしょうね」
「それを言うなよ。何回も謝ったじゃないか。済まないと思っているよ」
「研修生の若い娘に手を出して、そう、済まないと思っているんですね。それなら助けてよ」
「だから、何でも助けると言っているだろう。何をすれば気が済むんだ」
「ピョンヤンへ行ってくれないかしら」
「ピョンヤンって、北朝鮮か」
「そうですよ」
「それで、何をするんだ」
「あの馬鹿娘二人、危険だと知りながら、名を売りたくて北朝鮮の国境を越えたらしい馬鹿娘二人を連れ帰ってくれないかしら」
「俺が行ったら、あのキム何とかって言う独裁者は彼女達を釈放するかね」
「ええ、下話はできています」
「そうか」
「オバマも同意しています」
「そうか。気が進まないが、国務長官殿の頼みとあれば断われない」
「それと、もう一つ」
「何だ」
「キム・ジョンイルをよく観て来て下さい」
「余命幾日くらいかを観るんだな」
「そうです」
「彼は俺の前に出て来るかな」
「必ず出て来ます。あなたと並んで写真を撮り、我ここにありと世界へ配信するでしょう」
「それにしても気が重たいな」
「何を言うんです。私への罪滅ぼしです。いいですか」
「うん、判ったよ」
「元大統領として行くのではありませんよ。クリントン国務長官の夫として行ってもらいます」
「ますます気が進まないな。でも行くか」
「ピョンヤンにも綺麗な娘がいるそうですよ。でも、女には勿論、男にも笑顔は禁物です。いいですね」
「ああ、判ったよ」
村尾さん
朝刊によると、機種その他 貴兄の言われるとおりでした。
by ぼくあずさ (2009-08-06 06:55)
村尾 鉄男 さん
流石、航空技術者で目の付け所が違いますね!
両国国旗を窓から掲揚する習慣があること、謂われてみて
気がつきました。米国も色々配慮しているのですね!
クリントン夫妻の創作会話、最高のできですよ!
英訳してWPかNTに投稿したらどうでしょう?!
受けると思います。
by Aki KURAMOTO (2009-08-06 15:06)