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遊びの天才ぼくちゃん。 [フリューレン村だより]

                       byぼくあずさ
縁故疎開先の都下西多摩郡増戸村伊奈では野崎さんちのボーヤと呼ばれていた。
増戸国民学校2年生の夏休み、クラスメイトの身体のでかい勘ちゃんを連れて平井村まで
出掛けた。心細くなり泣き出した彼を励ましながら平井村に到着。凧市はやっておらず、
平井川は秋川と違い平地を流れる細流でした。道端の井戸水を汲み飲む、腹ペコ。
家近くに戻ると心配した近所の人たちに迎えられた。私の科白は「満州迄行って来た。」
でした。
秋川での水浴びと魚獲り、秋川は崖下を流れている。流れに従い上宿下、釜淵下、帳元
下、中宿下があり、中平の野嵜の家から増戸国民学校脇の坂を下ると五日市街道。
昭和13年建設の学校建築材は材木商祖父玉之助の全量寄付でした。
左石垣の上が村役場、右手に徳川幕府時代の村奉行永井宅。私の曾祖母杉浦スミは大本家の
野嵜卯八に嫁ぐ直前一時逗留。母親の姓名記載なし。松平姓と思われる。

秋川での魚獲り:
(1)ㇵヤの按摩釣
   川の瀬で釜屋(親戚大福)で買求める小さくアゴのない針に短い釣り竿の先に
   テングㇲの先に付け、餌は付けず前後に規則的に動かす。
(2)カジツカ突き
   川の瀬で面(四角い木箱の底に透明ガラス)を覗きながら大きな石の下に潜む
   カジツカを右手に持つヤスで突く。
(3)小フナのドブ刷り
        釜淵に沈んだ平らな岩盤上に居る小フナにミミズを餌に付けた針を垂らす
(4)置きバリ
   大きな釣針に大きなミミズを付け道糸を石に固定し岩場の瀞に夕刻に
   沈ませ翌朝引き揚げる。ウナギを狙うが何時も不漁でした。
(5)鮎のサクリ
   瀞から瀬の中間辺り、泳ぎながら釣り竿に仕掛けたサクリ針で鮎をサクル。
   サクッたらミチ糸が伸びる。大人の漁法。
   親戚の大福の小父さんが大型のハヤをくれた。
(6)
   



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