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大嫌いな教科は歴史 [フリューレン村だより]

                by ぼくあずさ

子供の頃、一番好きな教科は算数でした。先生から出題がある
と最先に手を挙げ、黒板の前で答えを考える。大嫌いな教科は
歴史。歳をとった最近は昔の想い出が大切になって来ました。

思いつくままに私が生まれて来たご先祖について記述します。
ご先祖の地にある戸隠神社九頭竜社を是非訪ねたいと思います。

1849年徳川の旗本の杉浦家に生まれた母方の曾祖母は
上野池之端に住んでいました。上野戦争で敗走して八王子へ。
更に増戸村伊奈中平の野﨑家に嫁ぎました。1876年、
27歳。終戦の年の1945年に96歳で他界。父と兄は
陸軍中将と少将でした。
野崎家は平安時代末期の1152(仁平2)年7月、信濃國伊那郡から
当地に移住し一村を開いた12家に親戚の大福家と共に含まれ
ています。岩走神社の境内にある両家の墓石はご先祖の地、
信濃国伊奈郡の方角を向いて建てられています。

大本家は水の乏しい阿伎留野にあって水源を独占、広い水田と
自宅のある処から東西に帯状の広大な土地を所有していました。
私の祖父玉之助は次男、山内大尽の立木を独占伐採製材して山の
マークの青梅柱材を東京と京浜地方に出荷していました。
村一番の美女を娶り、英国製のトライアンフの8㌅のバイシクル
を愛用していました。
深川木場の日本一の材木商武市の番頭をしていた私の父は角材
の仕入れで本家を訪ね母を見染めました。




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