のた打ち回る瀕死の赤いドラゴン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　ぼくあずさ

金融市場の動揺が収まらないなか、日銀と米連邦準備理事会（

ＦＲＢ）は今週、政策決定会合を開く。震源の中国経済の先行き
不透明感が募っているだけに、経済運営でも万一の対応の準備が
欠かせない。


ぼくあずさのコメント：

（１）「反日」愛国を煽った習近平の抗日戦争勝利軍事パレードはプーチンと
    朴大統領の両主賓の参列で世界の笑いものになりました。メンツを重んじる
    中国の威信を傷つけ、数々の新型兵器の登場は侵略を受けているASEAN
    諸国の反発を招きました。
（２）昨年末から続いている中国政府の「日本、日本人礼賛」キャンペーンは
　　 中国政府の本音の部分です。官民共に汚職まみれのままでは中国経済の
    再生は覚束ないことを正しく承知しているのです。
（３）中国のバブル輸出と「中国症候群」のASEANへの伝播を早期に食い止める
    ことが日米両国の共通の利益です。
（４）米金利値上げは対中韓に極めて有効な金融制裁であることが実証された
　　 ので、今更実施せずに時折「米金利値上げ」をほのめかすことが実行される
     と思われます。

「中国症候群」が試すアベノミクスの有事対応

 http://mxt.nikkei.com/?4_39533_581352_1