農業問題

                                                       ｂｙ　ぼくあずさ

私は江戸時代の身分制度で云えば、士⇒農⇒商⇒工の四つの血が
流れています。材木商の次男として東京田端で生まれ育ち、大学は
理工学部機械工学科で学び、FD川崎工場の設計部火力課熱計算係に
配属され蒸気タービンの開発設計をしました。身分上では最下位から
一つ上の”工”に昇格したのです。パチパチ。”
”今に人に羽が生えるよ”と嘉永２年（１８４９）生まれの祖母（私の
曾祖母）から何時も聞かされて育った母は大の飛行機や博覧会に大変
興味がありました。私はその影響を受けたのかも知れません。

そんな私が畜水産農業について語るのは滑稽ですが、思いつくままに
書き綴ります。


ぼくあずさのコメント：

（１）日欧米の工業国は生産性の低い農業を保護して来ました。
（２）米を主食とする日本は７７．８％の高関税（政府の収入）でコメの
     輸入を防ぎ、減反政策によりコメの余剰制限と参考米価を定めて
     生産者収入を保障しました。米価は自由化されたので豊作貧乏と
     いう嘆きも聞かれました。
     欧米は農産物の生産過剰分は補助金で安値輸出で処理しました。
（３）TPPでの交渉経過は発表されていませんので、７万㌧云々しか
     聞こえてきません。どんな決着になるのか分かりません。
（４）多数の国とFTPを結んでいる韓国は農業用電力単価をタダ同然
     に設定していますので。電気が無駄使いされています。
（５）農業人口の高齢化、過疎化と放棄農地が大きな問題です。
　　 地産地消と合わせた美しい田舎作りが急務です。　
（６）物流の発達により全国から都会消費地への新鮮野菜・果物が
　　 届き、中韓生産品の輸入が減っているのは幸いです。　　


日本の農業
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%BE%B2%E6%A5%AD