シリア難民:この現実の前で人は何を考える? [国境を越える人の移動]
by ぼくあずさ
写真はリンク先より転載。
リンク先によれば、現在トルコ国内に約160万人のシリア難民がいる。
シリア国内で避難をしている人や、レバノンやヨルダンに一時的に滞在
して食うや食わずの生活を強いられている人は、さらに800万人以上。
戦乱は隣国イラクにも広がり、そこでもイスラム国の戦闘員に追われて、
200万人が避難を余儀なくされている。中東全域を合わせれば、その数
は1200万人にものぼる。
日本の出来ごとを思い返すと:
(1)私の家族は米空軍B29の爆撃を避けて母の生家のある増戸村で
疎開生活を送った。
(2)戦前は多くの朝鮮人が職を求めて本土に密入国した。
独立前の韓国から李承晩によるアカ狩りを逃れて多くの人が日本
へ密航、朝鮮戦争中は戦火を逃れて日本に密入国した。
(3)日本の戦後復興景気の頃は主に中国からの密入国者が多かった。
ぼくあずさのコメント:
(1)朝鮮半島有事の際は朝鮮半島からの密入国阻止が問題となる。
(2)EUは中東やアフリカからの移民の取締りを強化。
(3)ISISの襲撃を恐れるヨルダン、トルコへの避難民救済は国連の
極めて重い使命である。国連事務総長の怠慢の問題。
人類の旅路 戦火を逃れ 国境を越えるシリア難民
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150219/436217/
アラブ騒乱(アラブの春失敗) [中近東・アフリカ]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2015-02-04-1
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