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メキシコ:中国製高速鉄道契約破棄 [中米]

                            by ぼくあずさ

メキシコ高速鉄道計画





















図はサンケイニュースより転載。
ミャンマー政府は3年前に中国と契約した高速鉄道建設計画を中国が
着手しないので最近契約をキャンセルした。
中国鉄道省に50年間運用を任す契約であり、採算が合わないことは
事前に分かっていたこと。

処変って中米のメキシコ、ケレタロとメキシコシティ210㌔を1時間で
結ぶ高速鉄道。三菱重工、SIEMENS,ALSTOMも当初応札予定で
あったが、最終的には中国企業一社のみが見積書を提出、今月3日に
受注が決まった。処がどっこい11日にはメキシコがキャンセル。
BBCによれば、三菱重工は再入札では残念ながら外れています。

ぼくあずさのコメント:

(1)BBCによれば直ぐにも再入札になる。
(2)メキシコは中国の「新植民地政策」を理解できていないようだ。
(3)J.Fケネディ時代なら中国による米州侵略など許すことはない。
(4)中国はグァテマラでの運河建設計画を進めており、親中・弱腰
   オバマでは中米への中国進出が防げない危機!


メキシコ、中国企業落札の5000億円契約取り消し 初の高速鉄道建設で
http://www.sankei.com/world/news/141107/wor1411070047-n1.html


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村尾鐵男

通常、一社だけの応札では入札は成り立たぬはずですが、加えて、若干の不透明さも付き纏うメキシコのことですから、中国の落札取り消しもあり得るでしょう。日独仏の高等戦術かとも想像します。この後、メキシコ政府はどうするのか。その方が関心を惹きます。
by 村尾鐵男 (2014-11-13 18:18) 

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