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温泉療養 -1/2 P.Messerschmidt (抄訳) [Bericht aus BadKoestritz]



Halo Shoji,

私はすでに温泉療養について幾らか報告しましたが、ホテルにあるPCでは写真を送信出来ませんでした。

チェコ、オルトセンファールトにあるJachymov温泉療養所
1500年ごろ、当地の人口は16000人でした。1991年のチェコスロバキア解体以前の1988年の人口は6000人でした。現在なお2000人が住んでおり、建物の多くが空き家です。エルツ山塊のウラン鉱山は鉱石が掘り尽くされたので1989年に閉山されました。

ウラン鉱脈の厚さが2センチ未満なので鉱石の採掘費は昔から何時も非常に高いものでした。

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現在、500メートルの深さで健康療養に必要なラドン浴用のラドン水が得られます。
ガスは水中を流れ、水に溶け込みます。健康療養の際に浴槽に入る際は、水流でガスが抜けてしまうので、普段に行う様な蛇口から放水してはいけません。 水は下から浴槽に入れます。

Badはいつも、37℃で20分の入浴を10回です。(毎日1Bad!) 続いて、亜麻布にくるまれ、覆われます。10分ほどで身体が乾きます。
湯浴みは気持ちよい疲れがありますが、その後リラックスします。

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近くから観察すると壊れていない家々の間の荒廃や所有関係がハッキリしない状況が分かります。職場が無くなり、多くの鉱夫は此の土地を去りました。
遠くから鉱山の南側の隅を見ると非常に牧歌的ですが、より近くで観察すると美しい非常に古い建物の荒廃が分かります。この地域の全てを保存することは確かに不可能です。

ラドンガスは古い時代から地下から地上に流れ、建物に侵入していました。以前は此の事は知られていませんでした。現在は新築の建物は下部を気密にして、浴槽は幾層にも砂利を敷きます。 建物中の気密された浴槽の下に排気装置に繋げた穴を開けたパイプを敷きます。吸われたガスはパイプを通って屋上に放出されます。換気はいつも稼働させなくてはなりませんので、とても費用がかかると思われます。

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