朝鮮半島：裸の王様、金正恩

　　　　                               　　　　　　　　　　　　　　.by ぼくあずさ


金王国世襲三代目の金正恩は、どうやら国民に銃口を向け恐怖政治を復活させた。 先軍政治は窄取の言い訳に過ぎず、｢富国強兵｣は紙に書いたスローガン。私は脱北者の累計がある人数を超えれば、政権は崩壊すると考えたが、これは見事に外れた。

そもそも金日成王朝の始まりは１９５０年にスターリンが金成柱を’２０年代に抗日将軍として知られていた金日成を名乗らせた傀儡政権であると云われる。この事実を口にした人たちは抹殺された。
他方、米国が大統領に仕立てた７０歳の李承晩は左派弾圧・虐殺を厭わず徹底した独裁政治を行った。不法な李ラインを設け、多数の日本漁船を拿捕、乗組員を抑留、竹島の不法占拠を始めた。

今なお、同じ虚構の国の生立ちが日本を共通の敵とする背景にある。歴史的にみて中国の属国として生き長らえて来た朝鮮民族の捻くれた性格は、旧宗主国の経済勃興とその虎の威を借りた金正恩の米国攻撃という幼児的な発想による金王朝維持が最優先目的であり、それが宇宙大国、外洋艦隊創設を旗印にした李明博と軋轢を生んだが、後者の対日観は真に幼稚だ。

オバマは韓国軍に巡航ミサイルとイージス艦の軍事機密を供与、米軍の休戦ラインから遠隔地への米軍の撤退と有事作戦統制権の移管を決め、在韓米軍の費用分担率５０％へのアップを要求。


ぼくあずさのComment

１．金正恩はルビコンを渡った
２．日米韓の対北経済制裁強化の効果なし
３．韓国海軍の仮想敵は海上自衛隊
４．対北巡航ミサイル発射はあり得るのか
５．バンカーバスターの代替えにはならない
６．北は南での多発テロ事件を起こすのではないか
７．和戦両用作戦に中国のバックアップ

コメント 7

中国や朝鮮半島は、同じ民族ですからね。
考え方も同じでしょうね。。
未だに、過去の怨念を引きずっていますからね。
by なんだかなぁ〜。横　濱男です。 (2013-02-16 09:46) 

なんだかなぁ〜。横　濱男です。さん
コメントありがとうございます。子供のころから将軍様崇拝と密告を叩き込まれ、相互監視の状態ですから、下からの改革は不可能なのかと思われます。今読み返している｢北朝鮮の最高機密｣１９９８年出版、ロイヤルファミリーの一人、康明道著に書かれていること、金正日は日々不安の中で暮らしているが、金日恩にも当て嵌まるのでしょう。
by ぼくあずさ (2013-02-16 13:23) 

金日成は四人いた由。その内、抗日戦で名を挙げた金日成にすり替わったのが五人目の金日成。
金正日は白頭山で生まれたことになっているが、実際はウラデイオストックかその近くの病院で、公式に伝えられる誕生日の一年前のことだたった由。
北朝鮮、中国、韓国、いずれも虚構と虚言と狂言で成り立つ現政権の正統性。何とも嘆かわしいこと。
by 村尾鐵男 (2013-02-16 20:37) 

村尾鐵男さん
コメントvielen Dank!
金日成が四人いたとは、どんな事情なのでしょうか？
by ぼくあずさ (2013-02-16 21:58) 

１　白頭山で抗日戦を白馬に乗って展開した金一成
２　陸士卒で抗日戦に投じた金敬天
3　東北抗日軍第6師長金日成
4　1937年9月、日満警察隊と戦って戦死した金日成

私達が知る北朝鮮王朝の初代首領金日成は、例の大物スパイ・ゾルゲが属したソ連赤軍参謀本部情報部(GRU）によって養成された破壊工作要員で、日本の敗戦後に平壌へ戻った金日成はソ連軍の下級将校でした。上記の3か4の金日成とすり替わったようです。上記の1か2とする説もあります。白頭山を聖地とするからには、1とすり替わったのかもしれません。
尚、和田春樹は、金日成は誰ともすり替わってはおらず、北朝鮮独立の英雄としています。
金日成は元の名を金成柱、次に改名して金一星、最後に、星より太陽の方が輝かしいとして金日成と名乗りました。
by 村尾鐵男 (2013-02-17 14:56) 

村尾さん
コメントありがとうございます。
まだこの時代はソ連が暗躍していたのですね。とにかく、朝鮮半島は悪い意味で大変な土地柄であることが理解出来ました。
by ぼくあずさ (2013-02-17 16:18) 

めいさん
私が歯の相談と治療をお願いしたのは金沢文庫の寺町にある医療法人麗歯会の加藤歯科医院２ＦのDr.串田さんです。｢今ある歯をなるべく削らない治療法｣をお願いしました。１０人ほどの先生がおられますが、串田さんを
指名しました。米国の歯科大学でDr.をとった方です。医者嫌いの私さえ
信頼できると思いました。
品川から京急の快速または突急で３０分、金沢文庫駅西口下車、寺町の
八幡神社の鳥居の前の狭い行きどまりの小道を入って直ぐ左側です。
帰りは歩いて金沢文庫（称名寺）に寄られるのもお勧めです。
by ぼくあずさ (2013-02-17 17:08)