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アラブ・エクスプレス展と大英博物館展 [稲門機械屋倶楽部]

                      2012-7-06 WME36 村尾鐵男

 
昨日、友人藤澤篤尚氏と上記の二つの展示会を駆け巡りました。双方共に六本木の森美術館が開催しており、大英博物館展は7日からの一般開催で、それに先立つ特別招待でした。午前中に「アラブ・エクスプレス展」を観て、昼食後に「大英博物館古代エジプト展」を同じ森ビル内で観たのですが、さすがに疲れました。先日の東京都美術館の「フェルメール・真珠の耳飾りの少女」と同じく、我が親友は特別招待の入場券を手に入れるのが得意で、私はその余得に浴しています。 
 


アラブ・エクスプレス展
 

美術展とは称しておらず、広い意味でのアラブ人芸術家達の作品が展示されていました。生れ故郷での活躍ができず、事実上の亡命先、或いは逃避先で作品制作に努めている芸術家も少なからずおり、作品の良し悪し以前に、必死の呼びかけが伝わって来ます。シリアのダマスカスで、今昔の街頭風景を撮影した映像を見せてくれますが、立ち止まったまま声がでません。 
 


大英博物館古代エジプト展
 

よくもこれだけの収蔵品を貸し出してくれたと驚くほどの展示ですが、美術展ではなく、エジプトで発掘された古代エジプト王朝時代のミイラを納める棺とかその被葬者の経歴を記したパピルスが主体の展示です。


今、
NHKが大英博物館を特集した 番組を既に二回を放映しており、未だ最終回が残っていますが、その三回分のDVDが売られていました圧巻は全長37㍍のパピルスですが残念ながら「凄いなあ」と感ずるだけで、あの絵文字(ヒエログラフ)がまったく理解できません。近頃流行の携帯電話用絵文字と異なり、五つか六つの絵文字で一つの文字を構成するのですが、難解でした。でも、一つだけ明らかなのは、同じ頃のエジプト文明は中国文明の影響をまったく受けていないことです。             (了)
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