P&W Pure Power 1000

　　　　　　                      　　　　　　　　　　　　　　　.by ぼくあずさ


初の国産ジェット旅客機三菱MRJ に搭載されるP&W エンジンの飛行テストが開始された。B７４７に追加された短い翼に装着され、１年強の飛行テスト。開発が現在の計画日程に大きな遅れが出なければ‘１４年に営業飛行開始。

ぼくあずさのComment

１．三菱製機体の飛行テストは別のエンジンで並行して行われるのか

２．P&W Pure Power 1000 は燃費向上と騒音低減を是から行う

３．エンジン開発の大幅遅れが懸念される
４．将来もIHIエンジン搭載はあり得ないのか？


三菱「MRJ」、エンジンの飛行試験

http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=180170699002&scrl=1　

P&W Pure Power100 Engine

http://www.purepowerengine.com/MRJ_aircraft_information.html

コメント 6

新しい機体の開発は1年間2年を要し、新しいエンジンの開発には4年か5年を要します。従って、新たな新機種の開発は既に開発済みのエンジンを搭載するのですが、MRJは、エンジンの開発が後から追い掛ける珍しい開発事例となります。
機体の試験飛行は、型式証明を既に得た既存のエンジンで、適当な出力のものがあればそのエンジンで先行できます。でも、MRJの場合は米国PWAによるエンジン開発を待つことになるのではないかと想像されます。
by 村尾鐵男 (2012-05-08 18:45) 

村尾さん
コメントありがとうございます。
日本メーカは部品の下請けから抜け出すのは想像以上に困難なことが
推察されます。素人の私からみるとエンジン開発は可能と思います。
武器輸出三原則のある日本は、米英エンジンメーカの下請けがないと
やっていけないことが問題なのでしょうか。
by ぼくあずさ (2012-05-08 19:53) 

軍事産業には悪いイメージ（ステレオタイプ）ありますよね。
そのせいで、技術の停滞が（経済もどうなのでしょう？）ある！
・・・な～んて・・・言ってしまいましょう！民主党（日米）が悪い！
（ドキドキ・・・初めてこういうコメントをして、しまった。）
by hanamura (2012-05-08 20:56) 

ぼくあずさ氏へ
日本の航空用ガスタービン・エンジンの開発製造能力は世界水準と較べて遜色はありません。ただ、開発に要する莫大な資金が不足しています。加えて営業力がありません。商社任せでは売れません。
世界の航空機生産会社と密接な関係を保って、新機種開発の5年ほど前から、その航空機が世に出る頃の世界の航空界を予測してエンジンの開発に着手するのですが、その部分も含めて営業力が不足しています。

hanamura さんへ
エンジン開発は、機体の開発も同じですが、軍需や民需も含めて、地味で根気の要る仕事が続きます。4年も5年もの苦しい開発作業の間、それを途切れることなく続けさせるのが政治でもあります。
先を見ることなく、その日暮らしのような今の政治では、航空機産業だけでなく、日本の基礎工業力が衰退してしまいます。
軍需産業への悪いイメージが確かに残っていますが、技術の世界を振り返ると、戦争が技術を進歩させることも否定できない一面があります。
平和な世の中では技術の進歩が遅れます。その戦争のために開発された軍事技術を民生技術に転換させるのも政治の役割です。
by 村尾鐵男 (2012-05-08 21:24) 

hanamuraさん
コメントありがとうございます。
中韓北米露英独仏、武器輸出を国策でやっている。
日本は敗戦の呪詛から抜け出せないままですね。

hanamuraさん、xml_xslさん、アルマさん、ma2ma2さん
ご来訪とnice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-05-08 21:29) 

taharasさん、海を渡るさん、あゆさこさん、夏炉冬扇さん、rtfkさん、
裏・市長さん
nice ありがとうございました。
by ぼくあずさ (2012-07-12 00:54)