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大学新卒の就職問題 [サンアントニオ短信]


ご無沙汰しています。  


今朝のAPの記事です。 新卒の半分が就職できないか、大学で勉強したテーマに程遠い低賃金のレストラン、ファーストフード、バー、小売などの職に就いている。 また新卒給料(Median値)は2000年のそれを下まわる。一方で学費の値上げでStudentLoan(学費借入)返済がかさんでいる。 


今米国でこの返済金総額は1兆ドルを越えている。 この二重苦の中での一つの提案は、高校を終えてまず就職してから自分が何を学校でやりたいか見つけたらどうか。


この状況、日本に酷似しているようです。 成長が期待できない先進国、特に投資が海外に向かっている日本は深刻です。中間層を構成した仕事が先進国に残るのか、を疑問視してAPの記事が終わっています。 秋の大統領選挙の帰趨は経済成長、特に失業者減少にかかっています。 オバマかロムニー有利かこれで変わります。 日本も新卒の就職・失業問題、夏の電力需給や消費税問題の陰に隠れていますが、重要な課題です。


大嶋


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村尾鐵男

日本では、不景気になって失業率が上がると、自衛隊への応募者が増えます。アメリカでも同じと想像しますが、精強な軍隊の育成は好況に沸く国ではできないそうです。
by 村尾鐵男 (2012-04-27 12:59) 

orange

愚息は貴兄方の学部違いの後輩になります。
文系学部のため"'ダブルスクール"をし6年間大隈像を眺めて過ごしました。
が、この6年間は無駄ではなかったようです。
飲食店でのバイトも顧客対応の練習にはなったようです。いずれにしても若者も活かされる社会でないと発展が危ぶまれますね。
by orange (2012-04-27 16:03) 

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