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健康談義、(新聞、雑誌の記事より) -2/3 [明治維新胎動の地、萩]

                                                          .by N.Hori

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事故を防ぐ食べ方

餅を食べる時の注意は、小さく、薄く切ったうえで、汁物に入れたり、大根おろしと絡めたり、とろみのついた餡を掛けたりするのはお薦めだが、きなこや焼き海苔と組み合わせるのは危険と言う。

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一般的に、

①一口の量を小さくして、唾液と良く混ぜながら30回以上噛む

②食べ物を飲み込んでからおしゃべりをする、③口に食べ物が入って

    いない状態でお茶や、汁ものを飲み、口の乾燥を防ぐ。

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高齢者が「食べ物をこぼす、お茶や味噌汁を飲んだ時にむせる」問題は、「摂食・嚥下障害」と呼ばれ、原因は3つある。

①嚥下機能に関する筋肉や神経の障害、②舌や食道などの嚥下

   組織の障害、③認知症など精神活動の障害。食べ物を上手に

   のみ込むには、まず目で見て認識し、口に取り込み、かみ砕いた後

   に適度な大きさにまとめ、喉に送り、のみ込み、食道まで運ばなけれ

.  ばならない。

   この複雑な工程をうまくこなすには、脳や筋肉、神経、組織の連係プレーが

   欠 かせず、高齢者はこの3つの障害が妨げになる。のみ込む力が衰えると

   喉に食物が詰まるだけでなく、誤って気管に入れてしまう誤嚥(ごえん)が

   発生すると、誤嚥性肺炎の原因となる。

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   自分で食事が出来る人は、食事前に、首周りの筋肉のこわばりを

   ほぐすこと、軽い体操で、のみ込む筋力アップ、維持をすると良い。

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  下記の体操をそれぞれ数回、繰り返す。

① 首を回す。左右に倒す。

② 肩を上下する。

③ 腕を上げて、背伸びをする。

④ 舌を前に出す。奥に引っ込める。この時、左右の口角を押える。

⑤ 頬を膨らせる、引っ込め、狭める。

⑥ おでこを手で押さえて、腹を見る。

⑦ あごを手で押さえて、腹を見る。

⑧ ペットボトルに水を半分入れ、フタをして、肩の部分に開けた穴に

    キっチリとストローを差し込み、水中に息を吹き出す。

⑨ 大きな声で朗読するか、歌を歌う。

⑩ 次の呼吸を繰り返す。

     a..鼻から鼻から吸って鼻から出す安静呼吸を3回行う。

     b、口をすぼめて、口から吸って、口から出す深呼吸を3回行う

  c、安静呼吸3回

  d、口を大きく開け、声を出さずに腹から笑うように息を吐く、3回?

  e、安静呼吸3回

  f、咳払い 3回?


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夢旅人

歳をとったせいか?先日、持ちを喉に詰まらせるところでした。
何時までも若い・若いと思っていたのですが!!
by 夢旅人 (2011-12-30 12:38) 

ぼくあずさ

N.Hori さん
98歳で数年前に亡くなられた知り合いの農業学者は死の直前まで
元気でした。ビーフステーキが好物でした。秩父34観音札所には
「ポックリ寺」と呼ばれる寺院がります。寝たきり老人にならない為の
食べ物があれば、連載して欲しい。
by ぼくあずさ (2011-12-30 15:18) 

あゆさこ

 堀さん!あゆさこブログに、立ち寄ってコメントをくださり、ありがとうごさいます。m(_ _)mとても、嬉しく思っています。
 来年も、よろしくお願いいたします。佳い年をお迎えください。(^。^)
by あゆさこ (2011-12-31 01:18) 

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