アメリカ共産党と大東亜戦争 -3/7 [和田の泊りより]
.by 月川善雄
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そもそもこのハル・ノートなるものは日本を戦争に引き込むために準備されたと言ってもよいほどのもので、後の東京裁判で弁護人に「このような物をつきつけられればルクセンブルグ大公国のような小さな国でも武器を取って米国と戦っただろう」と言わせたほどの挑発的なものであり、また同裁判で全員無罪の判決書を書いたインドのパール判事もこれを引用しています。
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さらに数年後(1951-5-3), あのマッカーサーが「東京裁判は誤りだった。日本のように生糸しか作れない国があのように経済制裁を受ければ自衛のために戦争したのは当然だった」と米議会で証言したそうです。
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このハル・ノートは当時の国務長官がコーデル・ハルであったためにこの名前で呼ばれていますが、実際に書いたのは財務次官のハリー・デクスター・ホワイトという男で、実はこの男がコミンテルンのスパイだったのです。
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ハル・ノートの目的は三つの側面を持っています。
1. ルーズベルト大統領(FDR)は、当時対独戦で苦戦していた英国を
助けたかったが選挙で戦争には介入しないと公約していた手前、
参戦することが出来なかった。そこでドイツの同盟国である日本に
戦争を仕掛けさせこれで対ドイツ戦の大義名分を作った。
2. 当時ソ連も対独戦で苦戦しており、背後からドイツと三国同盟を
結んでいる日本に攻撃されては一たまりもないので上記のスパイ
の手により日本を対米戦に引き込ませた。
3. 一方、蒋介石もちょっかいを出しては日本陸軍を戦争に引き込み、
国際的に日本の非を鳴らし米国を対日戦に引き込もうとしていた。
ドイツ人でソ連のスパイであったリヒアルト・ゾルゲが逮捕されてから、日本は北進せずに南進を決めたとモスクワへ打電した控が発見されました。一報、国内では朝日新聞記者の尾崎秀実が日本は資源を求めて南進すべしとの論を唱えました。
コミンテルンは米、日、中に潜入させた者、或いは洗脳して引き込んだ者を使って同時進行でソ連のために働かせました。一つ前のコメントで書いた近衛内閣の書記官長風間章は、今で言えば官房長官です。日本政府はここまで共産主義者に浸透されていました。
by 村尾鐵男 (2011-08-11 19:19)
村尾さん
怖ろしいことですね。長風間章はその後、どうなったのでしょうか?
靖国神社や善光寺でのデモは中国の影が見え、最近はテレビにやたらと韓流ドラマが放映されたり、主に民主党や地方自冶体には公然と在日が入り込んでいます。マスコミ、教育および政治が外国の意のままに動かされる異常な状態です。
by ぼくあずさ (2011-08-12 03:25)
風間章は、戦後初の総選挙で日本共産党から立候補して当選したいますが、共産党が徳田珠一や野坂三造の路線を否定して、宮本体制に変ると共に消えてしまいました。
by 村尾鐵男 (2011-08-12 11:19)