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電気の質と太陽光発電 無節操なソーラーパネル増設の問題点 8/8 [水・太陽・空気]

                                                                                  .by ewe

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☆結局、泣かされるのは国民☆

 電力会社から見れば強制的に質の悪い電気を買わされ、さらに、たとえスマートメーターが設置されても、その発電量はお天気次第で当てにならないので、火力などの安定した発電ができる設備とその燃料は用意しておかないとなりません。資本主義の常識で考えたら、そんな買い物をするおひとよしはいません。電力会社は慈善団体ではないのですから、仕方なく政府の命令で買わされたとしても、自腹を切るべきものではなく、電気料金に計上されるべきものです。つまり、消費者は質の悪い電気を高い値段で買わなくてはならないわけです。安くて質の良い電気があるにもかかわらず。仮に、買い上げ分が税金で電力会社に補填されたとしても、結局は国民の負担なのです。太陽光発電が増えれば増えるほど、国民の金銭的負担と大規模停電への不安といった心理的負担が増大するのです。

 広義の「質」は値段も含まれます。脂だらけのクズ肉や内包物がある色の悪い宝石をわざわざ高い値段で買う人がいないように、不安定でリスキーな電気を高い値段でわざわざ買いたがる人はいないでしょう。

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 皮肉なことに、高いソーラーパネルを購入して設置してもなぜか余った電気が買ってもらえないということが起きています。電力会社から供給される電圧は、101V±6V95107V)です。電気も水と同じく低い方から高い方に流れません。太陽光のパワコンの設定電圧は法律により107Vを超えることはできません。そうすると、屋根の上で起こした電気が買ってもらえないことが起きるのです。

「それでもあなたは自分の家の屋根に高いお金を出してソーラーパネルをつけたいですか?」

                                                                         (完)


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ぼくあずさ

ドイツがソーラーパネルを止めた理由を知っておられますか?
国民の税金を使ってドイツ製のソーラーパネルを使えば、雇用増が期待できると考えたのです。処が中国メーカ2社が、ドイツ製の半値で売りますと提案があったのです。びっくり仰天の想定外の事態でした。
菅首相がその成立を拘っている全量電力会社に買わせる法律が成立する瞬間、中国メーカは日本市場参入を決めています。
自由貿易の日本はドイツと同じく、中国製品を排除できないのです。
日本人の血税で中国製ソーラーパネルを買うことになります。
by ぼくあずさ (2011-06-27 19:05) 

村尾鐵男

昔、「コミンテルン」と呼ぶ国際共産主義の本拠があり、今は中国共産党が全機能を継承しています。
日本にも中国共産党の指令で忠実に動く者が少なからずいるはずで、隠れ蓑を被っていて容易には見破れません。
今、日本の国力を巧みに削ぐべく行動している者こそ、状況証拠で中国共産党の手先です。
誰と誰か、指折り数えて名を挙げて下さい。彼等彼女等が中国共産党の手先だと仮定すると、奇妙な行動が総て解けます。
とにかく中国共産党は日本が欲しいのです。広大な国土が自慢の中国もよく見るとそこには何もありません。資源が豊富にあるのはチベット、モンゴル、ウィグルです。日本には高度な技術力と素直でよく働く国民がいます。
by 村尾鐵男 (2011-06-27 20:22) 

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