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京都でガス・レンジから水が出た [稲門機械屋倶楽部]

                                    2011-06-20 WME36 村尾鐵男

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 6月20日午前4時頃、京都市で地中の水道管が破裂して、並んで埋設されたガス管に水道水が流れ込み、朝食の準備でガスを使った家庭のガス・レンジから水が噴き上がったそうです。何故、水道の水がガス管へ移るのか、不思議なニュースです。

 でも私は独りで笑い、昭和49年(1974年)に初めて訪れたインドネシアでの体験を思い出しました。

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 インドネシアは赤道を挟んで北緯5度から南緯10度まで、東西5000kmに横たわる熱帯の国ですから、暑いのは当然で、一日に何回ものシャワーを欠かせません。

 夕刻、旧々国際空港のクマヨラン空港へ到着し、直ぐに汗まみれでホテルへ入って風呂場へ直行し、シャワーを出そうとしても、チョロチョロとしか出ません。バス・タブの方へ切り替えたら勢いよく水が出ましたが、巨大なミミズが5匹も跳び出て来ました。シャワー・ヘッドがこのミミズで詰まってしまったと合点。ミミズは生きていて、バス・タブの中の水中を勢いよく動き廻ります。湯を出すと殺してしまうと考え、栓を外して排水孔へ流し込み、改めて適温の湯加減で注水しました。

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 ジャカルタは当時でも大都市ですが、水道水は飲めません。レストランで水を頼むときは使途を伝えなくてはなりません。手を洗うのか飲むのかで、出される水が違います。 アイスクリームを頼むと、大きく盛った立派なアイスクリームが現れます。ところが、スプーンで掬うこと幾度目かで蟻が這い出て来ます。勿論、生きた蟻です。蟻が潜り込むほどに甘いことの証拠です。

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 ジャカルタから離れた田舎のレストランで飲み水を頼んだら、大きなグラスに銀色のポットから水を注いでくれました。ところが、数匹のボウフラが元気に上下しています。

 ボウフラがグラスの底へ沈んだときに、上の方の水を飲むのです。何しろボウフラも生きている安全な水ですから。ボウフラが死んでいたら、その水を飲んではなりません。あなたは、死ななくても、腹の具合が直ぐに悪くなります。


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ぼくあずさ

事実かどうかは知りませんが、日本人は回虫が駆除されてから、アレルギー体質が出たと聞いたことがあります。此の真贋は別として、土地土地により人間は虫たちや病原菌と共存して来たのでしょう。よそ者が新たな土地に入ると、免疫がないので危険なこともあると、素人の私は考えます。
by ぼくあずさ (2011-06-22 07:57) 

ガンガンガン速

お邪魔いたします。
わー、とても興味深いお話です。
日本人は、あまりにもキレイにしすぎなんでしょうかねぇ。

by ガンガンガン速 (2011-06-22 13:22) 

村尾鐵男

今も在ると思いますが、東京目黒の目黒通り沿いに「回虫博物館」があり、無菌培養の綺麗な生きている回虫が瓶詰めになって一匹500円で売られていました。
これを飲むと花粉アレルギーは即効的に快癒するとのこと。幸いにして私は花粉には平気なので飲む機会がありません。日本人の身体は清潔過ぎて免疫も抵抗力も失っているようです。
by 村尾鐵男 (2011-06-22 17:47) 

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