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がんばろう東北 -18:北海道・本州間連系設備 [東北大震災]

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北電と東北電の両系統は共に、東電と同じ50Hzである。夏季、寒冷な北海道の余剰電力、主に泊発電所(原子力発電所)から、電源開発所有の津軽海峡海底超高圧直流送電系統により東北電へ、更に東電の冷房負荷を負担する。

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ぼくあずさのComment

この距離で超高圧直流送電にするのは、電力会社間系統の結合で問題

になる電力動揺抑制の利点を優先させたと思われる

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                                                                                          四電から関電への超高圧直流送電(参考)

その後、一回り大規模・遠距離の送電が行われていました。

紀北変換所は直流電圧500KV、直流出力2800MW

海底ケーブル+架空線 100㌔

詳細はリンク先をお読み下さい。

関電直流連系設備(紀伊水道直流連系設備、PM電力動揺抑制)

http://www.kepco.co.jp/saiyou/techno/komu3.htm 

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ぼくあずさのComment

1.発電所増設計画時は、潮流計算を行い既設の電気系統機器の容量

  チェックを行います。私が知る電気メーカでは電力系統の過渡現象

  計算は私の知り合いの早大名誉教授の教え子が担当

2.四電と関電は本四連系線(交流)と紀伊水道連系線(直流)の2つ

3.電力会社間系統の結合で一番問題になるのは電力動揺抑制

  直流系統の利点はその外乱遮断能力と思われる

4. 同一電力系統内で直流送電が採用されないのは経済的な理由から

5.超伝導リニアモーターカーはどれ程の電源が必要なのか興味あり


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コメント 3

ぼくあずさ

xml_xslさん、シラネアオイさん、Liveさん、rtfkさん
ご訪問とnice ありがとうございました。
by ぼくあずさ (2011-04-02 15:19) 

ぼくあずさ

アルマさん
ご訪問、nice ありがとうございます。
貴兄の寺社めぐり、楽しみに拝見しております。
by ぼくあずさ (2011-04-02 18:55) 

ぼくあずさ

そらさん
ご訪問、nice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2011-04-02 20:58) 

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