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WikiJapan [軽井沢だより]

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最近日本でリーク事件があった。

法務大臣が更迭になる事件だった。

大臣の名前はもう忘れたが、国会の中で起きている事態を、こともあろうに、国会の外で暴露したのである。

何でも国会というところでは、内閣の国務大臣が、野党の議員の質問に答える委員会があって、これを質疑とか審議とか言うらしい。

国会は最高議決機関であるから、さぞかしレベルの高い議論が行われているはずだと、思うのは当たり前だが、そんなことはありません。野党の質問に詰まったら、二つだけ覚えていればよい。

この魔法のような答弁内容は、ここに書くまでもないし、記すに値しない。

更迭された御仁は、しかし、このような答弁で国会というところは、すんでしまう、まことに、しのぎやすいところであるということを、国会の外で暴露したのだった。

議論、討議は一人では出来ない。二人以上の登場人物がいて成立する。

だから、質疑が空疎かどうかは、どちらか一方が責任を負うというわけにいかない。

この魔法のような答弁は、実は、たびたび繰り返されているのではないだろうか。

テレビ国会中継で何度も聞いたような記憶がある。

とにかく、自ら参画する国会のあまりにも程度の低いことを暴露したからと言って、騒ぎ立てる野党も野党だが、それではと、さっさと首を切る与党も与党である。

さすがに、ちょっとこれはおかしいと、いう評論も見ないではないが、及び腰のものばかり。

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付けたしだが、最近読んだリークに関する論評を一つ。

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From WikiChina

http://www.nytimes.com/2010/12/01/opinion/01friedman.html?hp 

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I Watanabe


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ぼくあずさ

全閣僚に答弁マニュアルが配布されている疑いがある。
首相の十八蕃は「私の判断が必要なら対応する」と云う
、その場しのぎのセリフ。何度も聞かされウンザリしして
います。
by ぼくあずさ (2010-12-07 09:47) 

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