日銀 塩を送る [軽井沢だより]
ぼくあずささん、昨日のニュースの一つについての私の管見です。管見と言っても、管総理の意見では、ありませんが。
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日銀は金融緩和策を発表した。これは現政権に塩を送ったのだ,といったら、また馬鹿なことをと、といわれるかも知れない。
第一、政府は、日銀の敵じゃない。
しかし、これを聞いたとき、そんな錯覚じみたものを思った。
緩和策の内容は、正直言ってよく分からない.超低金利で市中銀行に兆円の単位の資金を供給するというが、すでに実施済みの施策で、それの枠を拡大、期間を延ばすらしい。
この制度によってどれだけの効果を生み出しているのか、説明を聞き漏らした。そんなに資金供給が足りないのだろうか。
同時に政府は不況対策を示唆しているが、内容はエコ、とか何とか、規模はごく小さい。.
日銀の審議委員の一人は、いや、たった一人が今回の施策に反対だったそうだ。前回も同じような施策については二人の委員が反対だったそうだ。反対の理由は、小手先の施策は、意味が無い、と言うことだ。
反対した委員の意見を忖度すれば、今の事態は金融、あるいは中央銀行の責任範囲では無いと言っているのではないか。
円高に対して効果が、出ているが、つずくかどうか。
塩を送ったのではなく、砂糖だったのじゃないか。
砂糖は、この暑さですぐに溶けてしまうのじゃないか。.
I Watanabe
氷砂糖のイメージですね。
市場は民主党政治の退陣を要求している感があります。
昨晩の民主党トロイカ+日教組の合意と菅首相の経済無知・無策に株価は200超えの急落です。
by ぼくあずさ (2010-08-31 09:30)