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忘却とは、忘れ去ることなり [軽井沢だより]

君の名は、と言う題名のメロドラマは、冒頭に題名の文句で、始まった。このメロドラマを覚えている人は、間違いなく高齢者の部類にはいる。私もその一員だが、ラジオの時代であっても、この放送時間帯は銭湯の女湯はがら空きになったと、聞く。

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50年以上昔の話だが、中身はあまり知らない。

どうして、こんなことを書くのかというと、民主党の代表選挙で、次の総理大臣が決まる、現総理が勝つか、負けるか、予想、想像がかまびすしい。

だけど、これも、いっときで、終われば、この騒ぎは、すぐ忘れる。   なぜかというと、日本の政界はいつもこんなことの繰り返しだからである。つまり、国民は慣れっこになっている。

要するに、一時的な興味の対象に、なっても、次の総理の顔がテレビに映るのが、闇将軍といわれる人になっても、慣れるのに一週間とかからない、と思う。

テレビ、新聞に出てきて、評論している人たちは、制度に言及しない。一政党の規約によって、国の総理が、くるくる変わっても、政党の制度が、そうなっている。だから仕方が無いのだと、言っているように思える。

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政党の議員は、選挙で選ばれているのだから、そこに大義とやらが、あるのだと、主張しているように思える。

世論調査では、どちらの顔がよいかを聞くが、このような、総理大臣の決め方、制度を、どう考えるか、問わない。

そろそろ、制度に関心を向けても、よさそうなものだと思う。

誰が、関心を向けるのか、もちろん、忘れっぽい国民、大衆、一般人だろう。

政治家、マスコミは、関心の方向が、忘れっぽい国民、大衆、一般人の、興味にあって、まるで、見当違いじゃないだろうか。

忘却とは、忘れ去ることなり。

この言葉だけは、覚えていた。

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I Watanabe 2010-08-28


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コメント 1

村尾鐵男

I. Watanabeさんが指摘する通り、日本の政治家は日本民族の忘れっぽさにどれほど助けられているか。
鳩山由紀夫のように、自分で言ったことを直ぐに忘れる特技の持ち主もおり、私も日本人ですが、呆れるばかりです。
農耕民族は、毎年種を蒔いて米や野菜を新たに育てる習慣のため、去年のことは直ぐに忘れるそうです。
私達はもう少し執念深くならなくてはまりません。
by 村尾鐵男 (2010-08-28 19:12) 

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