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小海線 [軽井沢だより]

前々から乗車して見たいと思っていた小海線は別名八ヶ岳高原線で、長野県小諸から山梨県小淵沢を結ぶ。

7月の梅雨明けの日曜日に清里まで、岩村田から乗った。

標高の高い駅のベスト10のうち9駅が、小海線にあると知った。

野辺山駅が第一位の1345m。第2位清里1274m。休日のことゆえ、ほとんどが観光客。休日でないときは、通勤、通学、病院への客だが、乗客はそんなに多いわけが無い。

小海線 (2).jpg単線、ワンマンカー。特急、急行などというものは無い。ワンマンカーというのは、バス並みで、電車での経験は初めてだった。 ジーゼルエンジンとリチウムイオン電池駆動モーターのハイブリッド車に乗車。JRはローカル線のハイブリッド化を目指しているのか、どうかは知らないが、それより、ワンマンカーのことのほうが、気になる。1時間に一本も無い線でジーゼルエンジンの環境への影響は、平行して走る道路の自動車の排気に比べれば、微々足るものだと思うが。

ワンマン運転には、違和感がある。

無人駅の乗り降りは運転手のいる車両、つまり一両目の出入り口しか利用できない。運賃の精算を運転手がしなければならないから。

二両しか連結してないから、たいした不便ではないかもしれない。

うんざりするのは、アナウンスだ。駅近くになるたびに、コンピューターの音声がいろいろご指示をする。

はっきり言ってこれが、うるさい。駅と駅の間隔がそんなに長いわけではないから、うんざりする。

このごろは観光客の乗り物での騒ぎすぎが、よく話題になる。

新幹線、航空機の中で、仲間同士でわいわいやるのは、迷惑な話だ。そういう客はこの電車にはいなかったけれども、電車の放送がうるさいのでは、話にならない。

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帰りの電車は3両編成で車掌がいる。だから,降車のとき、一両目に移動する必要は無い。

小海線 a.jpg清里駅で帰りの電車を待つ間、東のほうを見ていたら雲の切れたころ、富士山が見えた。調べて見ると清里からほぼ70kmかと思う。標高1274mのところから富士山が見えても不思議じゃない。

ワンマンカーを採用していることから、いわずと知れるが、赤字路線に違いない。営業開始して、すでに70年あまり経つことが、駅の看板にある。

車では、何回か路線沿いを走っているが、この線に限らず、ローカル線は、楽しい。

I.Watanabe 2010-08-06


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大嶋邦夫

IWさん。 富士山の写真見事でした。 清里、軽井沢と同じように米国宣教師が深く関わっているのですね。 聖路加病院の関東大震災後の復興事業にも関わったPaulRuschです。 最近このことを知りました。
by 大嶋邦夫 (2010-08-06 12:12) 

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