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信なくば立たず [軽井沢だより]

孔子様が言った言葉だそうだが、弟子の子貢の問いに答えて,政治で大切なことを三つあげ、中でもっとも大切なものは、民の信頼であると答えた。

ほかの二つは食料と軍備だ。食料は一番大切じゃないかと思うし、他国に侵略されて殺されては、と思う。

信頼が大切というのは、あまりにも当たり前だ。誰が、信頼出来ない人に国の統治を任せられるだろうか。

現政権の最重要人物の二人は、この点で、すでに失格だ。それにも拘わらず、党そのものに支持があるのは、残っているのは、なぜか。

やはり、食にありつきたいからだ。

いや,野党があまりにも、信がないからか。

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ところで、オバマ大統領の一年経った評価が、57%(newsweek)で、その評価の原因を考察した記事に、この”信なくば立たず”を発見した。アメリカにも同じような考えがあるのか、と一瞬思った。

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No bond, no trust. No trust, no credit.

絆なければ、信頼なし。信頼なければ、評価せず。いささか、怪しげな解釈だが、これって、孔子様の言っていることと、同じでは、と思った。しかし、記事を読みとうして見ると、ぜんぜん違う。

オバマ大統領は,国民一般から見ると、冷たい、切れる、頭が飛びぬけて、近寄りがたい。とっつきにくい、演説はすばらしい、でもところどころ、難しくて分からない。ノーベル賞受諾演説なんか、インテリさんには、受けるだろうが、私みたいに普通か、それ以下のものには、フーンとしかつぶやけない。

これじゃ、つずけて支持するのに躊躇する。

原因は、オバマの知性にあり、そのよそよそしさにある。お高くとまっている。

こういう表現で記事は書いてあるわけじゃない。

私の知性のレベルに合わせると、こういう表現になってしまう。

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しかし、この記事を書いた人は、記事をこう結んでいる。

心配ない、あの共和党のRonald Reaganでさえ、一年目の評価は57%だった。

レーガンははじめ大減税を行った。でも、その後、増税を3回もやった。小さな政府を掲げたが、実際には、大きな政府になっちゃた。

国家統治はやって見ると難しい。

Realist,pragamatistにならざるを得ぬ。

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自国の行政府の長をあくまで、援護する態度は、まねたい。

アメリカ人は、個人主義だというのは、間違いで、いざとなると集団主義だという。

私も今は総、思っている。特に9/11以後はそういえるのか。

引き換え、日本人は、集団主義と一般には、思われているが、本当は個人主義だという説があり、これに、納得すること多々ある。

ここは、私も集団主義で、今の総理大臣を援護,擁護したいと思うが、とても無理だ。

信なければ立たず。

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The trouble with barak

http://www.newsweek.com/id/232167

                                         ・・・ by I Watanabe 2010-02-01


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ぼくあずさ

今年も納税確定申告の用紙が送られて来た。民主党の2トップが税金を払っていないことが白日の下に晒された。それでも権力の座に居続ける。この国は自壊すると思うが、読者の皆さんは如何お思いでしょうか!?
by ぼくあずさ (2010-02-01 14:07) 

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