Solar plane（２）

大嶋さん、ぼくあずささんへ　・・・　6/22 13:10 村尾

大嶋さんよりお報せいただいた"Solar Plane"につき、今朝は少々立て込んでいて、書き残しが沢山あり、改めて補足します。 

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HB-SIA, HB-SIB

スイスで6月26日に初飛行が予定されているSolar Planeをエコノミスト誌はHB-SIAと呼んでおり、叉、支援するドイツ銀行の資料にはHB-SIA, HB-SIBの名があります。この"HB"は国連の下部組織である国際民間航空機構（ICAO)が定めたスイスの国籍記号であり、既にスイスの航空当局に登録されていることを意味します。即ち、模型とか無人機ではなく、本物の航空機として扱われていることを意味し、それ故に高い関心を集めています。因みに、この国籍記号、日本はJA、アメリカはNです。 

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太陽光変換効率22%

地表面１㎡当りの太陽光エネルギーは約1000Wで、これを如何に高い効率で電力化するかが国際的な競争になっており、筑波にある国の研究所では27%を実現しております。一方、私達が使う太陽光パネルは古いので15%、新型で23%ほどです。HB-SIAが搭載する太陽光パネルの変換効率22%は実用化されたパネルでは最新の部類に入ります。 

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簡易計算

HB-SIAの主翼に貼られた太陽光パネルの総面積は200㎡と記されていますので、変換効率22%を乗ずると44kWの発電量となります。これに機械損失が加わりますから、プロペラを駆動する電気モーターの出力が30kWとするのは妥当なところです。

取敢えず、以上