SSブログ

「認知症予防の食生活」1/3 [明治維新胎動の地、萩]

                  By N.Hori


(
産経広告記事2012/5/25)の概要紹介 


高齢社会になって、今後ますます増加が予想される認知症。症状が進めば、物忘れが極度に激しくなり、身の回りのこともできずに、寝たきりになったり、介護が必要になることもある。

「健康で長生きしたい」という高齢者を襲う認知症だが、その根本的な治療法は残念ながらまだ確立していない。したがって、認知症にならないように予防することが健康長寿には何より大切である。最近の研究で、食事や運動である程度認知症を予防できることが分かってきた。


長寿と老化研究の第一人者で順天堂大学大学院教授の白澤卓二教授と山田養蜂場代表の山田英生氏の対話を聞いた。


白澤:アルツハイマー病は徐々に記憶が失われ、自分や家族が誰だか分からなくなる心配があるうえに、原因も分からず、治療も不可能とされてきたため、誰もが避けたい病気の一つと思ってきたのでしょう。


山田:高齢化に伴って、認知症の人が急増し、現在、208万人と推定されている。2035年には、450万人を超えると推計されている。認知症は、年をとれば誰でも発症する可能性があり、心配ですね。


白澤:レーガン元大統領アルツハイマー病を公表した時、「あのレーガンでさえなったのだから、アルツハイマー病は年齢を重ねれば誰がなっても不思議ではない」


山田:告白の中で「私は今、人生の黄昏(たそがれ)へ向けた旅に出発します」という米国民に向けたメッセジにも感動しましたが、それ以上に人一倍エネルギッシュに世界を動かしていた彼でさえもアルツハイマー病になる、ということに大変なショックを受けたものです。
でもレーガンさんの勇気ある告白は、アルツハイマー病の深刻さを世界に伝えると同時に、アルツハイマー病がもはや隠す病気ではないことを堂々と宣言したものとして高く評価されていますね。

白澤:その通りです。

nice!(9)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 9

コメント 2

村尾鐵男

最後まで読まずにコメントするのは無謀かもしれませんが、認知症は親からの遺伝も否定できません。
嫌なことで気が進まないことですが、親が早々と認知症を呈している場合は、頭脳を劣化させないための生活を工夫しなくてはならないでしょう。
by 村尾鐵男 (2012-06-02 07:36) 

N.Hori

夏炉冬扇さん、あゆさこさん、海を渡るさん、rtfkさん、馬爺さん、アルマさん、ばんさん、ma2ma2さん、xml_xslさん、niceを有難度うございました。
村尾さん、コメントを有難度うございました。一部を除いて認知症は遺伝しないようです。



by N.Hori (2012-06-04 11:28) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。