Subject: パンタグラフのこと [和田の泊りより]
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月川さんへ ・・・ 3/04 21:05 村尾
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最近の電車は10輌編成でも、又、16輌編成の新幹線でも、パンタグラフは二つしか上げず、残りは折りたたんでいます。
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これは長い編成車輌を前後に結ぶ電力ケーブル・・・専門名称が思い出せませんが・・・が装着されているからと聞いています。
確かに、使うパンタグラフの数を少なくすれば架線との摩擦も減り、パンタグラフと架線の磨耗を防げます。でも昔は沢山のパンタグラフを上げていました。
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しかし一方で、使うパンタグラフの数を減らすことの効果はこれも昔から知られていたと思うのですが、長い編成の電車でパンタグラフが二つしか上がっていない光景をよく見るようになったのは最近のことです。
どれほどの電力容量になるのか知りませんが、編成車輌の前から後ろまで通す電力ケーブルを作る技術はそれほど難しかったのでしょうか。
乗客への安全、即ち、車体に漏電させない技術の確立に年月を要したのかと想像したのですが、それもよく考えると、パンタグラフ付きの車輌は昔からあって、車体に漏電したことを聞いたことがありません。
素人がふと思い出した疑問です。
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村尾さん
新幹線の場合、Bus Lineは屋根の上を走っています。普通の目の位置からは見えませんが連結部で渡り線を見ることが出来ます。
適当な写真が無いので下記サイトの写真をご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E9%AB%98%E5%9C%A7%E5%BC%95%E9%80%9A%E7%B7%9A
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架線電圧が25kVと高圧なので電線のサイズは
それ程太くはありません。(正確なサイズを覚えていないので上記の写真で判断して下さい。)
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尚在来線車両のBus Lineは床下を通っています。
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PS 以前に九州新幹線の屋根上を撮った写真があるのを思いだしたので添付します。真ん中を走っているConduitが引き通し線です。車間渡りも被覆が多いので太く見えますが電線そのものは上記サイトのケーブルヘッドで見える程度のものです。
月川@神戸
日本の鉄道車両には、「屋根に登るな」との禁止表示はありません。
初めてバンギラデッシュを訪ねたとき、首都のダッカから南部のチッタゴンへ行きたかったのですが、挨拶に訪ねた日本大使館で絶対に鉄道に乗るなと言われて諦めました。
車輌の屋根の上は、おそらくタダ乗り客と思いますが、人で一杯になっており、中には屋根を破って客室内に降りて乗客の金品を奪う事件が起きています。
電化されていないから屋根の上に乗っても安全ですが、屋根の上を25000ヴォルトの電力線が這わせてあったら、大勢のタダ乗り乗客が転げ落ちることになるでしょう。
by 村尾鐵男 (2012-03-09 13:50)
最近は新幹線のパンタグラフの故障のニュースがありません。
色々な箇所が改良されていることが判りました。多謝。
実物を見れば、直ぐ真似られてしまうと思いました。
by ぼくあずさ (2012-03-09 20:03)