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韓国の元気と不安 –28:物価高騰&雇用不安と欠陥主力潜水艦 [朝鮮半島・中国・台湾]

                                             by ぼくあずさ.



30代女性、「物価の高騰や雇用不安に大きな不満」

李明博大統領率いるハンナラ党の評判が悪い。竹島不法占拠を更に軍事施設を作り、国会議員3名が北方領土公式訪問。

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ぼくあずさのComment


1.国民の不満の矛先を日本への魂胆

2、6.1%の高い経済成長率、平均所得2万$、貿易立国だが、必需品

    や家賃の高騰など経済過熱による歪が顕在化

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30
代女性の8割がハンナラ党支持せず=世論調査(上)

http://www.chosunonline.com/news/20110528000047 

北方領土訪問した張世煥議員、日本に抗議書簡

http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2011/0526/10084369.html 

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潜水艦3隻欠陥、昨年初めに運行停止


「世界最新鋭」、「大洋艦隊」などなど、高い技術力を誇示するのが好きな韓国紙。何故か新鋭潜水艦が長期に運行停止のニュース。

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甲板を固定するボルトがしばしば破損、昨年修理

韓国海軍最新鋭の214級潜水艦(排水量1800トン)3隻全てが、船体の欠陥により、昨年初めに運航停止の決定を受けていたことが17日までに分かった。理由は、セール(艦橋がある船体上の構造物)と甲板を固定するボルトの締め付けが不十分で、運航中にボルトが緩んだり折れたりする事故がしばしば発生したからだ。214級潜水艦は、ドイツのHDW造船所が設計し、現代重工業が建造した韓国海軍の主力潜水艦で、2007年から09年にかけて3隻が実戦配備され、さらに6隻が配備される予定になっている。

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214型潜水艦
http://ja.wikipedia.org/wiki/214%E5%9E%8B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
 

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ぼくあずさのComment


1.
ディーゼルエンジン発電機と静粛な燃料電池を搭載

2.スクリュー音が大きくドイツHDWとのトラブルは解消したのか?

3.艦橋と甲板の接続は溶接ではない

4.韓国紙が今、何故潜水艦運行停止の報道なのか

5.日本と同レベルの潜水艦隊を建造する計画

6.GDPの82%を輸出に頼る韓国、兵器(潜水艦を含む)輸出戦略は

  足踏み


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村尾鐵男

あまり知られていないことですが、海上自衛隊の潜水艦は、川崎重工と三菱重工が代わる代わるに建造して技術を維持しています。
民主党政権下、この二社体制が維持されているのが不思議です。
ところで、韓国海軍の潜水艦の話はぼくあずさ氏の御紹介で初めて知りましたが、かなり背伸びをしてしまった結果でしょう。
日本人に出来ることなら韓国人にも出来るが合言葉ですが、潜水艦はドイツの指導下でも未だ一人前になっていないと判りました。それにしても、セールを船穀にボルト止めとは意外です。それとも、ドイツは溶接技術を教えたくなかったのでしょうか。
by 村尾鐵男 (2011-05-29 18:40) 

ぼくあずさ

村尾さん
私の会社時代は、砕氷艦や潜水艦の電気品はSIEMENSの技術を継承しているFDが納入していました。今も続いていると思います。それと、SIEMENSの計装はテレパーム・テレニュー方式と呼ばれ、空気式でした。多分、炭鉱での使用の為に開発されたものと思います。それで、産業用でも防爆用途に多く使用されたようです。
by ぼくあずさ (2011-05-29 22:00) 

村尾鐵男

入社5年目、30歳前の若造の私が予算1億円を与えられてB727用エンジンの運転試験台の建設を命ぜられました。再び、昔話で恐縮です。
燃料を扱うので、防爆にはことさら意を注ぐ必要があり、先輩からはFD製品以外は使うなと厳しく忠告を受けました。
予算の執行は私の責任でしたが、FD製品、少々高いので困りましたが、再び先輩から、長い目で見ればFD製品が最も安いと言われ、幾度も設計をやり直して予算を浮かせ、ようやくFD製品の採用が可能になりました。
羽田には羽田だけの消防署があり、あのような場所の消防署は古くからのしがらみがなく、消防行政の理想を追い求め、設備検査も厳しいことこの上ないのですが、その消防署から防爆関係装置一覧表の提出を求められ、最初に問われたのが「何処の製品か」でした。FD製品が100点満点の正解、次が95点の他社、中には70点しかもらえぬ某社製品もありました。
by 村尾鐵男 (2011-05-30 07:36) 

ぼくあずさ

村尾さん
製品を採用いただきましたこと、嬉しく思います。第一次エネルギーショックの時、工場長以下私を含めた5名ほどが安来にある特殊鋼製造工場にブレード材の新規調達先探しに出かけたした。工場の品質管理全般に亘る調査の厳格なことに驚きました。タービンの高品質を維持する隠れた活動を垣間見ました。当時、JIS材には10万時間高温クリープ強度のデータがありませんでしたので、DIN材を特注していました。話題は逸れますが、古河市兵衛の開いた足尾銅山に鉱山機械の据え付け指導試験に来日した技術者たちが日本人の優秀さに感銘し、後の古河とSIEMENSの信頼関係の礎になったそうです。

by ぼくあずさ (2011-05-30 18:00) 

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