SSブログ

シンガポール報告 [特別投稿]

.

先月高校の友達数人とシンガポール、マレーシァと旅してきました。

ワンボックスをチャーターして諸所まわり、たっぷり香辛料のはいった食

事を堪能してきました。その報告です。

.

1.シンガポールは1965年に独立した70%が中国人からなる多民族

    国家、多宗教国家です。淡路島くらいの国土に約460万人が住む小

    さな常夏の国です。また日常語と公用語が違い、英語は日常語でも

    あります。

2.独立以来、初代首相のリ クアンユは通商都市国家を目指し、関税

     廃 止、また税金を安くして外資の導入を図ってきました。ハブ空港

     (チャンギ空港)を建設し、ハブ港湾を建設し、いまや一大金融都市

    (税金が安いから)としても栄え、非常に活気があります。

3.観光都市としても外資を導入して栄えてます。観光対象そのものは、

     あとで振り返ると大したことはないのですが、それを金儲けにしてし

     まう華僑のバイタリティとアイデアは日本人の真似できないもの

  です。

     日本には、観光資源がないのではなく,それを生かす能力、先見が

     ないのだと思いました。リ クアンユが日本に来て京都を旅して、

  日本にはこんな素晴らしい観光資源があるではないか、と言ったと

  のことです。

4.日本のお米のおいしさをあらためて感じました。世界で売れるのでは

     ないかと。いまTPPが議論され、農業の危機と声高ですが、日本の

     農業はそんなにひ弱でしょうか。

     税金を使って、減反をして農業を保護するのが本当に為になっている

     のでしょうか。

     選挙の票目当てであれば何をか言わんやです。

5.21世紀はアジアの時代になるということを実感してきました。同時に

     日本はその中から取り残されるのではという不安にかられます。

     国家の将来を考え、目先にとらわれない先見の明ある政治家が出て

     こないものでしょうか。                                                                                                                                                 今井 鉄

.

150㍍上空に住む(1):1ヶ月近く経った処での感想 [稲門機械屋倶楽部]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/archive/20090726 

オートバイ・蒸気エンジン談義(2)[稲門機械屋倶楽部]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2009-03-07 

玉川学園・薬師池菊花展散歩会[フリューレン村だより]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2010-11-06-1


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 2

コメント 4

村尾鐵男

今井さんへ
私もシンガポールとマレーシアへは足繁く通いましたが、御指摘の通り、米が不味いですね。鳩を食べましたか。何処で獲る鳩か知りませんが、鳩はよく食べて美味かった記憶があります。でも鳥インフルエンザのことを思うと、もう食べない方がいいでしょう。
チャンギ空港の近くにチャンギ刑務所があり、空港建設中は囚人達が格安労働力として動員されていました。チャンギ刑務所は、日本軍がシンガポールを陥落させた後、英軍将兵を収容し、日本の敗戦で今度は日本軍の将兵が入れられた因縁のある刑務所で、空港のロビーから見えます。
シンガポール中央部に動物園があるのですが、夜以外は動物が暑さで寝たままになっています。
詰まらない話で失礼。
by 村尾鐵男 (2010-12-03 19:18) 

noga

レミング、、、、、この小さなネズミの何百万という大群が、4年ごとに狂ったように、ノルウェーの崖や海岸から海にはいっておぼれ死ぬという話がリーダーズ・ダイジェスト社の <世界不思議物語> に書いてある。
私は、敗戦直前のわが国における一億総玉砕の話を聞くたびに、この小さなネズミの話を思い出す。
半ば本能にも近いこの種の日本人の行動を回避する手段はないものだろうかということである。

日本語の特質は、団結性 (solidarity)、信頼性 (trust)、仕事熱 (work enthusiasms)、および 忠誠心 (loyalties) を高めることである。
日本人は、日本語のおかげで国を技術立国となし、経済大国とした。細工物の工夫と序列協力による民の力が大きくものを言ったのである。

だが、日本語にはリーズン (理性・理由・適当) 概念がないので、リーズナブルな (理性ある・理由となる・適当な) 答が出せない。
リーズナブルな現実対応に行き着くこともなく、一億総玉砕の危険性もある。
アンリーズナブル (理不尽) な結論の下に、団結性、信頼性、仕事熱、および 忠誠心を強く求めれば、国民は「聞け、わだつみの声」の状態になる。

つまり、<きけわだつみのこえ> の中で、渡辺一夫は「不合理を合理として認め、いやなことをすきなことと思ひ、不自然を自然と考えねばならぬやうに強ひられ、、、、、」と書いている。
どうしてこのような倒錯が起こるかといえば、「不合理、いや、不自然」が「今ある姿」であるのに対して「合理、すき、自然」は「あるべき姿」の内容である。
日本語脳では、「今ある姿」と「あるべき姿」並置は不可能であるから、「今ある姿」が切実な要求となれば、「あるべき姿」は脳裏から消えてなくなる。それで、この国の万事が気違い沙汰となる。律儀な日本人のだらしなさである。

カレル・ヴァン・ウォルフレン (Karel van Wolferen) は、<日本/権力構造の謎> (The Enigma of Japanese Power) の<”ジャパン・プロブレム”>の中で下記の段落のように述べています。

、、、、、日本の社会でいう “現実” (リアリティ) とは、客観的に観察した結果としての実際の事実というより、心情的なイメージに合わせて構築された、そうあるべき “リアリィティ” だからである。そしていうまでもなく、望ましいと想定されるイメージは、そのときその人の属するグループの利益と一致することが多い。 、、、、、 
西洋では、現実はそうやすやすと管理されたり、意のままに作り変えられたり、相談で決められたりするものとは、考えられていない。つまり、こうあるべきだという任意の考えによって左右されるものとは考えられていない。事実、西洋の哲学または西洋の常識の基礎は、人間にはつきものの自己欺瞞をおさえるには、妄想や幻想を入り込ませないようつねづねよく注意することだと教えている。ギリシャ文明以来、西洋の知の発達の歴史を貫いてつねに強調されてきた戒めが一つあるとすれば、それは、「矛盾を育むなかれ」ということである。この戒めは、論理、数学、科学の根本法則である。(引用終り)

もしもこの先、我々に理性が獲得できず、理性判断が不可能な状態が続くのであれば、我々日本人は理不尽な答えに対して現状打開の方策もなく、ただただ耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び続けることになる。
逆に、英語を学んで日本語思考の拙さを補えば、日本人は鬼に金棒の民族となる。
英語の普及を図るために、英語をわが国の第二公用語とすることが望ましい。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


by noga (2010-12-03 21:17) 

大嶋邦夫

シンガポール、この10年大変評価が上がりました。 昔はリーカンユー日本を大変尊敬して日本から学ぶ姿勢を示していました。 この10年、日本は自閉症となり英語力も向上せず、今後どうするつもりかと日本を叱咤しました。
今のままでは日本はアジアでもリーダーシップ期待できません。

丁度一年前の12月7日、倉本さんとSkypeで雑談をした話題が観光都市を志す高山市の取り組みでした。 少しでも英語を勉強しよう、といった取り組みでした。 途中で倉本さん、呼吸が苦しくなったので今日は終わりにしようが最後の会話でした。 彼に最後に会ったのは11月3日、今井さん宅を訪問でした。 折に触れ彼を思い出します。
by 大嶋邦夫 (2010-12-04 02:27) 

ぼくあずさ

昨年春、Peter の「ヨルダン・シリヤ 2008冬の旅(抄訳)」を掲載中の事、倉本さんからGrubenstrasse の訳につてメールを貰いました。学生時代ノートをドイツ語で書いていた彼を想い出しました。偶々Peter から入手していた写真で、その疑念が晴らせたが。
2年前の11月、新宿でのBACARA会、帰り際倉本さんから「こんな手になっちゃつた」と握手を求められた。返す言葉がありませんでしたが、苦しい長い闘病生活が伝わりました。あの世で、交遊の輪を広げて活躍しているだろう。
by ぼくあずさ (2010-12-04 13:57) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。