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stereotype [軽井沢だより]

こんなことをやって見た。

外国の新聞のサイトの記事探索欄にichiro ozawaと入れる。結果を見て読んで見る。

scandal painted power broker.New York Times 8/26 :

He is the least popular politician in Japan, bar none," said Jeff Kingston, a Japan expert at Temple University in Tokyo. "There is nobody people loathe more. He's known for backroom-fixing politics; he's last century's man, and this is his last roll of the dice. His motivations are purely selfish. Nothing he's doing here benefits the country."

Washington post 9/2

Ozawa and Kan: ‘Frenemies’ for Life?  Wall street Journal 9/3

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scandal painted power brokerはNYTだけの表現でなく、ほかのサイトでも見る。destroyerもあった。

これらの表現は、ozawa ichiroを記事にするとき使われる、常套句の感がある。

Washington Post の記事中の上の引用は、かなり厳しい。back room fixingとかback room dealingも、彼の記事には欠かせない。

WSJFrenemiesは、Naoto and Kanの関係を、Obama and Hillary Clintonの間柄にたとえている。Friend and Enemy.

どちらが、Obamaになるかが、ポイントだ。

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ほかにも、探せばいろいろと、日本での今の政治ショーを外国の新聞がどう伝えているか、見つかるだろう。

でも上の例を見れば、あまりなるほどと言わせるようなものは、ないように思う。

以前から感じているのは、日本の政治を報ずるよりも、Toyotaのリコール問題のほうが、多くの外国mediaのやることだ。

もう一つの側面は、外国の新聞、特に米英のそれは、金がない、財政的に苦境にある。

支局、特派員を、削りつつある。NYTの記事でも、記事の末尾に日本人の名前が出て協力者だとある。

外国の特派員は日本に何人いるか知らないが、記者会見で日本人の政治家の言葉をどのくらい翻訳者を解さないで理解している人が、いるのか、かなり少ないのではないか、と思っている。

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新聞というより雑誌、Newsweek, London economistの日本関係の記事は、中々一読に値するものがあると思うが、前者のほうは、このごろ日本人名のopinionが定期的に載る。

私は、economistの記事を評価する。真っ先に読む。たいてい辛らつな内容だ。だが、紋切り型の表現(stereotype)はあまり見当たらない。押しなべて、日本人が気にするほど、外国マスコミは、日本に注目しているとは言いがたい。日本の世界での地位が低下したからと考えるか、もともとそうなんだというか、それは、分からない。

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Ikuo Watanabe


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